2017年5月17日水曜日

仕様

見える見えないの判定


球差、気差

地球は丸いので、何も障害物のない海の上で、光が直進すると仮定した場合、100km先のものは、高さが約780m以上ないと見えません。(球差)
実際には、光は大気の密度差により徐々に下方に曲がりながら進むため(プールの外からプールの中を覗き込んだときに底のマークが本来の位置よりも近く見えるのと同じ原理です。)680m程度の高さがあれば見えることになります。(気差)


気差の元となる折光係数は、その時の大気の状態で変化しますが、日本付近では概ね0.13から0.14程度です。本アプリでは0.135という数字を使用しています。

地形

地物の見える見えないの判定には、現在地の標高及び中間の領域の地形も考慮しています。現在地の標高は、端末の位置情報サービスから求めています。中間の領域の地形に関しては、下に示す地盤面標高データを使用しています。
なお、中間の領域の地形のチェックは、現在地及び対象地物の直近(2%または10メッシュ分のうち小さい範囲)では誤差の影響が大きいため行いません。(頂上が平坦な山では手前の肩の部分が邪魔で頂上が見えていないことになったりします)
また、途中の高さをチェックする点を求める際、大圏ルートによる曲りを考慮しています。(V1.1.0より)

最小仰角

その地物が見えると判定するためには、その地物までの距離の何%の高さが見えていればよいかを定めた数字で、本アプリ独自の用語です。この値は、初期値は0.1%(100km離れた地物で高さ方向に100m以上見える)となっていますが独自に調整することが可能です。マイナスの値にすることも可能です。


地盤面標高データ


端末の性能、容量を考慮し、本アプリでは国土地理院長の承認 (承認番号 平29情使、 第82号) を得て同院発行の基盤地図情報・数値標高モデル・10mを元に、100mメッシュの標高データを作成して使用しています。100m四方の領域がその中で一番低い点の標高として扱われますので、実際の地形よりも視線を遮る範囲が狭いことになります。(V1.0.0では一番高い標高を使用していましたが、距離が近い山が見えづらい問題がありました)



水平画角


水平画角の初期値は、端末の種類に応じて以下のように設定されていますが、独自に調整することも可能です。

iPhone

  • 4s以前:54.5°
  • 5, 5c:57°
  • 6 (plus), 6s (plus), 7, SE:62°
  • 7 plus:63°

iPad

    • 4以前:54.5°
    • Air, mini2:57°
    • Air2, mini3, 4:62°
    • Pro:63°

    iPod touch

    • 4th:54.5°
    • 5th, 6th:57°

    上記以外

    • 63°